みんなのN響アワー|NHK交響楽団
記事一覧
#4 ルールと自由の狭間で、トランペットが語る音とは。
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先輩に連れて行かれて20数年。トランペットを始めたきっかけとは。佐瀬:今日はよろしくお願いします。N響の練習所、初めて来たのですが、めちゃめちゃ大きな建物でびっくりしました。
菊本:数年前に改修工事が行われて綺麗になったんですよ。僕が2003年に初めてここに来た時はどこに来たのかもわからないくらいの外観でした(笑)。
佐瀬:そうなんですね(笑
#3 孤独だからこそ生まれた圧倒的祝祭感に包まれる。 |小西遼×ベートーヴェン
長くて難解なイメージを持たれがちなのが、クラシックの楽曲。現在のトレンド音楽のなかにもそのエッセンスは散りばめられていますが、いまいちどんなふうに楽しんだらいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか? この連載「名曲の『ココ』を聴こう」では、クラシック音楽にも影響を受けながら、ポップミュージックシーンで活躍しているミュージシャンたちがクラシック曲の聴きどころをピックアップし、その面白さを
もっとみる#4 𠮷村結実(N響オーボエ首席奏者)|自分を音楽の道に導いた大切な一節。
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<𠮷村結実の一曲>
モーリス・ラヴェル 《クープランの墓》メヌエット
オーケストラの音の渦に巻き込まれながら、いつも気持ちよく演奏しています。これから演奏する曲は、ラヴェル作曲の《クープランの墓》よりメヌエットです。はじめてこの曲を生演奏で聴いたのは、パリに留学してすぐのことでした。実を言うと、それまでラヴェルの良さって正直よく分からなかった
#3 バルトークの音楽理論が、ヒットソングの礎に。
※記事中に出てきた曲や冨田さんの手掛けられた楽曲を、ひとつのプレイリストにしました。ぜひ記事を読みながら聴いたり、曲の共通点を探してみたりして、お楽しみください。
“ポップス耳”でも単純にかっこいい。江﨑文武:冨田さんとは、アーティストのkiki vivi lilyやNazのプロデュース、数年前の<T.O.C Band>(*1)でご一緒させていただいていますが、このプライベートスタジオには今日初
#3 村松龍(N響ヴィオラ奏者)|弾き手として感情を掻き立てられる一節。
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<村松龍の一曲>
グスタフ・マーラー 《交響曲第1番》 第四楽章
演奏していていつも「幸せ」を感じるのは、ブラームスの「ヴィオラソナタ」です。これから演奏するのは、マーラーによる《交響曲第1番》第四楽章の一節。ヴィオラがとても目立つところです。今回は、「思い入れのある曲」を紹介してほしいとのことでしたが、実をいうとヴィオラを演奏していて特に「い
「8回目のN響は、体感する悦びを改めて教えてくれた。」|片岡真実さん(森美術館館長)
芸術は、五感で体感するもの。今回、N響の池袋Cプログラムに初めて訪れました。通常のコンサートは2時間ほどありますが、いつも「1日が24時間では足りない」と思うほど日々せわしないものですから、休憩なしの約1時間のプログラムは、すごく気楽に楽しむことができて、これはいいな、と思いました。
そして何より、コロナ禍において、なかなかリアルな芸術体験ができない日々が続いたので、生のコンサートの素晴らしさに